不動産投資信託投資信託入門と実践ガイド

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不動産投資信託

不動産投資信託とは、投資信託で不動産に投資すること。
わかりやすく説明すると、多くの投資家の資金を集めた投資信託会社などがそのお金で不動産に投資することです。
具体的なやり方としては、投資信託会社が不動産投資信託を投資家に売り、お金を集めます。
そのお金で投資信託会社はオフィスビルや商業施設を買い取り、管理、運営します。
それによって得た利益を投資信託を買ってくれた投資家たちに分配するのです。

不動産の管理、運営を行うために投資専門の法人「投資法人」を立ち上げるスタイルの不動産投資信託もあります。
不動産投資信託の魅力は、比較的高く、安定したリターンが見込めること。
不動産投資信託の年単位での利回りはおよそ６パーセントとも言われています。
また、不動産投資信託の配当源は、そのほとんどがテナント料などの賃料収入。
テナント料は毎月変わるものではありませんし、一度テナント入りした物件がすぐに出て行ってしまうこともほとんどありません。

ゆえに不動産投資信託はある程度の安定した配当が見込めるのです。
不動産投資信託はインフレリスクに強いのも自慢。
現金は物価の上下とともに価値が変動しますよね。
インフレ時の５０万円とデフレ時の５０万円ではまったく違います。
ところが不動産の価値は物価の上下と変動して動いていますから、インフレ時でも不動産そのものの価値が下がることはありません。
インフレに強いというのは優れた投資である証です。